始めあるものは終わりあり。
密着取材をしたボクとしては寂しさを覚える竣工も
現場代理人にとって事故なく竣工を迎えたことで漸く肩の荷が下りる瞬間だ。
初の女性現場代理人として現場を任せられた彼女にとって
それは想像するよりも重く、大きな荷であったのだろうと思う。
竣工を迎えた彼女に話を聞いてみた。
>鈴木
改めて竣工を迎えて感じることは?
>星代人
初めて現場代理人を経験したことで感じたことは、先輩方の偉大さです。
先を見据えて資機材の調達、他工事と調整して人員を確保する。
現場で予定外のことが起きれば安全面や効率、コストを考えながら対処する。
工程の再調整に各所への連絡、そして調整・・・その繰り返し。
>鈴木
実際その立場にならなければ分からないものがあったということですね。
>星代人
私は全てのことにあたふたしてしまい
これが鉄塔を何基も建てるとなると
並大抵の精神力ではできない仕事だなと、身に染みました。
>鈴木
ボクは星代人や施工班を取材して、経験したことがない者が
見える部分だけを見て分かった気になってはいけない、そう思いました。
>星代人
その場に立って、その役割を担って、実感できるものもあります。
メイワのしごとはチームで作り上げるものだと身をもって気付かされました。
今回は基礎班の担当でしたが、特に生コン打設の時などは
打設が始まるとスピードとの闘い。
話しかける隙などありません。
全員がまさに一丸となって生コンを敷き詰めていく様は「圧巻」の一言です。
>鈴木
カッコいいですね。
>星代人
土木の仕事を荒々しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが
反対です。
実際は既定の値にピッタリ合うまで計測と調整の繰り返しです。
数ミリのずれが大きなゆがみを生むため、誰も妥協することはありません。
>鈴木
数ミリ・・・
>星代人
繊細なんです。
設計通りに仕上げることは当然。
よりクオリティの高い製品に仕上げるための手間は惜しまない
そんな彼らに仕事へのプライドを感じます。
そしてプライドある彼らが強いメイワを支え、築いているのだと。
私もその一員としてプライドある仕事を、そう思います。
>鈴木
最後に一言お願いします。
>星代人
今回の工事では沢山の方に支えて頂きました。
現場は関わった人みんなで作り上げるものなのだと実感しました。
調査段階から施工、書類作成など私の気付かないところでも
フォローして下さった方も多くいらっしゃったと思います。
この場をお借りして感謝申し上げます。
有難うございました!
おまけ。
星代人を支え見守り続けた工務1課 三瓶課長も記念に。
おまけのおまけ。
現場を見に来る石井取締役。※注:奥の人
ナレーション:鈴木啓生
テーマ曲:情熱大陸「エトピリカ」
「未来に誇れる仕事を」
※キャッチコピー:荒川 貴信(2021年度求人部門第1位)