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心がふるえたキリンさん

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初めまして。総務部の白岩です。
いつ頃だったかは、はっきり覚えていないのですが、ある時、本屋さんに立ち寄り何気なく手にしたのが、東野圭吾さんの文庫本でした。

とても面白く、その作家の本は、ほとんど読破しています。
その中で、とても感動した本が「麒麟の翼」です。
映画にもなり、ご存じの方も多いと思いますが、そのお話をさせていただきます。

 

東京駅、八重洲出口から出て、日本橋に立つ麒麟像。
本来、神話に登場する麒麟には翼がありません。
麒麟は龍の頭に鹿の体、牛の尾を持つ霊獣であり、翼がなくても空を飛ぶことできるとされています。

しかし日本橋の麒麟像にはまるで西洋のドラゴン・ポケモンのキャラのような立派な「翼」が彫られています。
その理由は、明治時代設計されたわけですが、日本橋は、五街道(東海道・中山道)などの出発点。
すなわち、「日本の道路の原点」です。

この場所から、「日本中へ、そして世界中へと羽ばたいていけるように」という飛躍のシンボルとして、本来ないはずの翼が付け加えられたのです。

 

ストーリーは、日本橋の麒麟像の前で起きた殺人事件を通して、「罪と救済」、そして「家族の絆」を深く掘り下げた傑作です。

被害者の父親が自身の過去の過ちを悔い、息子の歪んだ認識を正そうとする姿は、あまりにも切なく崇高です。
特に印象的なのは、麒麟の翼が持つ「ここから飛び立つ」という希望の象徴として意味です。

自分の過ちから逃げず、正しく向き合うことこそが真の再出発であるというメッセージは、強く胸に響きます。

 

わたしは、東京に行った際は、必ず寄り勇気をもらっています。

単なる観光地ではなく、誰かの人生の「再出発」を見守る場所なのだと実感します。
100年以上も前から、多くの人の期待と、時には誰かの祈りを受け止めてきた麒麟の姿は、都会のビル群に囲まれながらも、どこか誇らしげに見えます。

 

 

東京に行く用事がある時は、是非寄ってください。
できれば、本を読んで行かれると、より一層の感動が待っています。

総務部部長 白岩 剛

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