皆さんこんにちは。社長の林です。
このブログを見て下さっている皆さんの殆どが送電業界の関係者かもしれません。
しかし、今日はごく稀に見てくれているであろう関係者以外の方に向けて書いてみたいと思います。
電気工事といえば、電柱の仕事。家の配線の仕事というイメージですよね。
私も職業を聞かれたときに、「電気工事業です」と返答すると必ずそのように受け取られます。
実際、就職支援の方や、学校の先生に私は質問するときがあります。
「鉄塔ってどこにあるか知っていますか?」
大半の方は、存在は知っているが、どこかと聞かれたらわからない。という答えです。
それだけ私たちの仕事は、当たり前にある日陰の存在なのかもしれません。
皆さんが気が付かないうちに、ヘリコプターやバックホウ、クレーン等の大型機械を駆使しながら、
最後は職人による人の手で作り上げていく送電線。
作った者の責任としてメンテナンス、パトロールも欠かしません。
災害が起きれば、いち早く駆けつけ復旧作業に取り組みます。
「電気を止めてはいけない」「今すぐ復旧するから待ってろ!」
イメージすると、スペースシャトルに乗り込み、地球を救うために掘削するハリースタンパー(笑)
テーマソングはもちろんエアロスミスですね。
「俺たちがやらなきゃ誰がやる」「当たり前の生活を守るのは俺たちだ」
私たちの仕事は自分達の大切な人から、さっきすれ違った人まで、
世の中のすべての人たちの当たり前の幸せを影ながら支えている。
そんな日陰のヒーローであることが誇りです。
皆さんも電気を使用するときに、たまに思い出してみてください。
そんな日当たり抜群の日陰のヒーローが居ることを。
林 洋平