前回の(決意編)に引き続き、今回は製麺編として
家庭用製麺機を使用した二八蕎麦の作り方を書いていきたいと思います。
~フィリップスヌードルメーカーで二八蕎麦を作る~
<材料>
そば粉(会津のかおり)250g
強力粉(一般的なもの)60g
水(美味しい水)120cc~125cc(加水率39%~40%)
※冬場の乾燥しているときは40%が良いと思います。
<道具>
ヌードルメーカー本体
軽量カップ(ヌードルメーカー付属)
製麺キャップ1.6mm角麺用(ヌードルメーカー付属)
製麺カッター(ヌードルメーカー付属)
ステンレスボウル(大き目)
デジタルの計り(タニタ製)
菜箸(※これがかなり重要)
1.ボウルにそば粉と強力粉を合わせよく混ぜる。
2.1の粉をヌードルメーカーに入れ、こね時間を8分に設定する。
3.蓋をして、スタートボタンを押したら1分おきに20cc程度ずつ水を加える。
(7分かけて125ccの水を少しずつ入れます。)
4.水を加え20秒程度混ぜた後、蓋を開けて菜箸でダマを潰しながら粉を混ぜる。
(水→混ぜ→水→混ぜを7回繰り返す。)
5.ラスト1分でそぼろ状になってれば成功。
6.8分経つと逆回転が始まり、そばが出てきます。これを約30cm毎に付属のカッターで切ります。
7.完成したそばの茹で時間はお好みですが、私は1分。
(たっぷりのお湯で茹でた後、必ず氷水で締めてください。)
完成
ちなみにこの手法で十割そばも打つことが出来ます。
そばつゆは、会津の醤油「キンタカサゴ」を使用して作ったかえしを、
厚切りの鰹節、鯖節等をブレンドして作った出汁で割った自家製です。
本気でそばを手打されている方達からすると「邪道」ではありますが、
環境が悪い、時間がない、やり方がわからない、やめろと言われた。
出来ない理由を並べて諦めるより、出来る方法を考えて行動する。
これが、大切なことなのではないか?とそば打ちを通して学ぶのでした。(笑)
簡単、素早く、作れる自家製そば。おすすめです。
林 洋平