平田です。
以前から行ってみようと思っていた宮城県仙台市の地底の森ミュージアムに出かけてきました。
家から近いので歩いて行きましたが、駐車場もあります。
地底の森ミュージアムはもともとは1987、1988年に小学校建設の予定地であった
富沢遺跡の30回目の事前調査時に約2万年前の旧石器時代の人類の活動跡と森林跡が
発見されたことから始まります。
世界的に見ても大変貴重な発見であった為、遺跡を発掘されたままの状態で保存、
公開するために建設を予定していた小学校を別の場所へ移し、地底の森ミュージアムを
建設したという歴史があります。
一番の見どころは、やはり地下展示室にある2万年前の遺跡です。
遺跡を発掘されたままの状態で公開展示するため、遺跡を地面から切り離さず、
床のない特殊な建築工法と、最先端の科学技術を応用した保存処理方法を用いて
2万年前の人々のたき火の跡や森の跡を見つかったままの場所でそのまま保存、展示しています。
また、1階の展示室には遺跡より発見された約2万年前の動物や植物についての展示を
見ることができます。
皆さんも2万年前の旧石器時代の跡が残る地底の森へ探検に出かけてみてはどうでしょうか。
工務1課 平田 誠一