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穢れの先に

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え~、元々観光だったり景色の良い所に行ったりするのが好きなのですが、

ここ最近は特にパワースポットと呼ばれる所(滝や神社など)に行く事が多くなり、

行った記念にと御朱印を集めるようになりました。

 

先月も、山形の山寺へ行ってきました。

メインの立石寺ではなく「裏山寺」と呼ばれるパワースポットの「垂水遺跡」に行きました。

裏山寺は正式名称を「峯の浦」といい、かつて山寺を開山した慈覚大師円仁が山寺の構想を練った場所と言われているそうです。

入り口となるのが「山寺千手院」で、鳥居とお寺の間に線路がある珍しいお寺です。

山寺千手院鳥居

この鳥居には、ある願掛けがあり、右の柱が恋愛運、左の柱が金運となっているそうで

「ついてる」と10回唱えると叶うらしいです。

ついてる鳥居とは

迷わず左の柱に抱き着いたのは言うまでもありませんw

 

穢れた願掛けを終え、千手院に到着すると何年かに一度の御開帳の期間だったらしく、

キンッキラに輝く、GOLD千手観音と御対面する事ができました。

(ここで金運を使い切ったみたいですw)

秘仏

御朱印も頂き、最終目的地の「垂水遺跡」へ向かいました!

 

整備された山道を進むこと15分弱、最終目的地に到着。

垂水遺跡

岩に無数の穴が空いていて、蜂の巣のような感じになっていました。

その空間がとても神秘的で、金運アップを願った穢れた心が洗われるような気持ちになりました。

大正時代まで山伏が修行をしていた場所でもあるらしく、

その足跡を追うように遺跡の奥へと向かったのが間違いの始まりでした…

倒木を登り... くぐったり...

 

仕事でもないのに倒木を登ったり、くぐったりしながら、誰もいない道なき道を蜂と格闘しながら

何枚もの熊出没注意の看板を横目に人がいる所へ出れた時は修行を終えた山伏の気分でしたw

再び駐車場のある鳥居まで行き、左の柱に抱き着いてから帰路に着いたのは言うまでもありません。

 

技術管理課 齋藤由康

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